経営理念とは
「企業の目的・性格・基本となる考え方」(広辞苑)を総称したもので企業として
あるべき姿、また企業の基本的方向、行動基準を定めたものであります。
秀和運輸株式会社の経営方針は、「みんなが幸せになること」この経営理念に基
づき、3つの構成要素から成り立っています。
経営理念の3つの構成要素
@ 経営の社会性
A 経営の科学性
B 経営の人間性
@ 経営の社会性とは
企業の社会性とは、自分自身の消費のためにものを作ったり、サ−ビスをしているならい
ざ知らず、個人で営んでいてもその生産者やサ−ビスが他人に販売されたり、提供されたり
する以上、公共的な要素を持っているといえます。
その意味で、社会性とは、企業が人間や自然を含んだ環境、つまり社会的な諸関係の中で存
在していることを自覚し、その存在価値を常に問いつづけることを示しています。逆の言い
方をすれば、企業が存続しているということは何らかの社会的存在価値がその企業にあると
いうことであり、途絶えてしまえばその存在価値が歴史的に消滅したということになります。
従って、科学性から時代の流れをつかみ、この社会性で、消費者、取引先、地域社会、社員、
金融機関などに対する自社の存在価値を明らかにし、絶えず社会から信頼される企業づくり
をめざすことが最も大切なことと言えます。
社会性の5つの要素
@ 自社のサ−ビスの有用性
A 取引先との関係
B 地域社会との接点
C 文化・生活向上への提言
D 地球環境の保護との関係
A 経営の科学性とは
社会や経済の大きな流れ・時代の流れ、経営環境の変化を経験や勘にのみ頼ることなく、
各種の数値や統計、また目に見えない消費者の潜在的ニーズを正しくつかみ、できる限り
客観的に把握していくという文字通り科学的な物の見方・考え方を指しています。
科学性を重視して経営に取り組むと、単なる思いつきや経験主義を排除でき、また常に
時代の変化をにらんだ経営改革に挑戦する気風が社内に高まります。
この気風が会社全体にみなぎってくれば、サービスの提供、合理化かつ省力化の提案、
企業の活性化・高付加価値を生み出す重要な要素となります。
科学性の5つの要素
@ 経済・経営環境との適合性
A 自社商品・サ−ビスの成長要因の分析
B 顧客・取引先への姿勢
C 自社の特徴と他社との差別化
D 企業の発展方向・将来展望