イギリスのベーデンパウエルによって始められた、健全な青少年の育成を目的とした世界的な社会教育運動。ボーイは少年であり、スカウトは先駆者、道のない所に道を発見して進む人、と言う意味で、世の中の開拓者、自ら率先して人生を切り開いて行くパイオニアを表しています。この名前は世界共通です。
ベーデン・パウエル(Robert Stephenson Smyth Baden Powell/B-P) 
 ボーイスカウト運動の創始者。1857年2月22日、ロンドン生まれ。1907年7月29日、21人の
健康な少年を選び出し、ブラウンシー島での「実験キャンプ」を実施し(実際に参加したのは20名の
少年)その時の体験を元にして書いた物を、その翌年1908年に「スカウティング・フォア・ボーイズ」
と言う本にして創刊号を発刊しました。この本は創刊直後から少年たちの大ベストセラーになり、少
年たちはその方法に従って自分たちで班を作り、ボーイスカウトとしての活動を自発的に始め、現在
に至っています。今でも2月22日をBP(ビーピー)祭としてスカウトたちとボーイスカウトについて話し
合う日としています。

 ボーイスカウト運動は、ちかいとおきての実践を基本とし、ベーデンパウエルの提唱する班制教
育と進歩制度と野外活動を幼年期より青年期に渡る各年齢層に適応する様にビーバースカウト、
カブスカウト、ボーイスカウト、ベンチャースカウト及びローバースカウトに分け、成人指導者の協
力によってそれぞれに即し、しかも一貫したプログラムに基づいて教育することを基本方針とします

<スカウトのちかい>

 入隊に際して、ボーイスカウトは、次のちかいをたてます。

私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。

1.神(仏)と国と誠を尽くしおきてを守ります。

1.いつも、他の人々をたすけます。

1.からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。